よくある質問

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耐候性について

『KISS紫外線対策シリーズ』ってなに?

配管材料自体(被覆材・フレキ被覆樹脂・追焚用ツインホース・テープ)に耐候性の機能を持たせることにより、屋外状況下での紫外線ばく露による配管の保温性能の低下や劣化を防ぎ、配管を長持ちさせます。「KISS」は弊社ブランド名称です。

耐候性の製品は最近いろんなメーカーでもみるけど、どこでも同じなの?

近年増えてきましたが、弊社取り扱いの紫外線対策シリーズはUVテスターで試験をし、データのある製品をお取り扱いしております。(※一部現在も試験中)

紫外線対策部材を使用するメリットは?

配管を長持ちさせます。特に被覆付樹脂管においては、被覆材自体が紫外線を浴びることで、経年劣化による変色・割れ・硬化・変形といった症状を起こします。被覆材が破けると、樹脂管そのものが紫外線を浴びることになり、樹脂劣化を引き起こし(硬化、ひび割れ)、漏水の原因にもつながります。また被覆材の劣化は熱効率・見た目も悪くなり、保温効果を損ないます。

東レペフ加工品(株)製高耐候性グレードPEFECOWD®ってなに?

促進試験機での紫外線照射量で屋外ばく露20年以上に相当する耐候性を有した断熱材(表皮が耐候性)です。
※試験結果は代表値を表したものであり保障値ではありません。

「東レペフ加工品(株)製PEFECOWD®」の資料が添付された製品はいくつかあるけど、同じもの?

見た目(表皮)は違いますが、同じ東レペフ(株)製高耐候性グレードPEFECOWD®の製品です。
・UVカットテープ(エンボス)
・UVワンタッチチューブ
・UVカット保温材を使用した配管(※エンボス表皮の保温材)
 「カンタンフレキ」
 「UVカット被覆 架橋ポリエチレン管」
 「UVカット被覆 ポリブテン管」
 「UVカットPE-RTペア管」など

樹脂管そのものが耐候性になっている製品はあるの?

ございません。樹脂管に高耐候性被覆をセットした「UVカット被覆 架橋ポリエチレン管」「UVカット被覆 ポリブテン管」のご用意をしております。

樹脂管に直接耐候性のテープを巻いてもいいの?

樹脂管への直接の巻き付けは使用不可です。テープの粘着層が樹脂管へ直接触れることにより、樹脂劣化を引き起こす可能性がございます。

猫・ネズミ・鳥などの対策にもKISS紫外線対策シリーズは使えるの?

申し訳ございません、獣害対策としてはお使いいただけません。

PVC系TPE耐候性樹脂ってなに?

耐候剤入りのPVC系TPE樹脂です。PVCはポリ塩化ビニル(塩ビ)の略称です。TPEは「Thermoplastic Elastomers」(TPE)「熱可塑性エラストマー」 です。プラスチックのように簡単に成形ができ、かつゴムのように弾力性のある熱可塑エラストマーに、耐候剤を添加した製品です。

PVC系TPE耐候性樹脂を使った製品はどれ?

・UVカットリフォームフレキ
・UVカットリフォームフレキ(定尺・ガイドナット付)
・UVカットTPEツインホース
がございます。

PVC系TPE耐候性樹脂を使用した製品は、ほかのTPE製品に比べてなにが違うの?

紫外線を浴びることにより樹脂製品に起こる、変色・外観亀裂・可塑剤の浮き上がり(表面のべたつき)といった現象を、長期間抑制することが可能となります。

製品:UVカットリフォームフレキ

UVカットリフォームフレキは屋外でも使えるの?

お使いいただけます。UVカットリフォームフレキはSUS304フレキ管に、シルバーメタリック/ミルキーホワイトのPVC系TPE耐候性樹脂を被覆しており「お部屋をデザインする配管」「空間の意匠性を損なわない配管」をコンセプトに、設計・開発いたしました。屋内・屋外を問わず、生活空間の見える箇所にもお使いいただけます。

防カビ仕様とは?

主に浴室や水回りなど、配管自体にカビが発生する可能性のある場所において、長期間カビの発生を抑制します。特にリフォームフレキフレキは、日常目に触れる箇所で、「外観を損なわない」配管として、そのお役に立てる製品です。
※防カビ剤入はミルキーホワイトのみです。
※防カビ剤入はカビの発生を抑制しますが、カビの繁殖を半永久的に抑えることはできません。

ガイドナットセット(PK付)以外の袋ナットでも接続は可能?

可能です。ただしツバ出し加工をしたあとに、通常の袋ナットでは、一部裸のフレキ部分が露出してしまいます。製品のもつ「意匠性」の観点から、ガイドナットセットのご利用を推奨しております。

凍結の可能性がある地域で使いたいけど、UVカットリフォームフレキはそのままでも使えるの?

お使いいただけません。UVカットリフォームフレキは凍結防止の保温力はありません。凍結の恐れのある地域においては、凍結対策の処置を行ってからご使用ください。
※凍結の恐れのある地域においては「カンタンフレキ」をお勧めしております。

製品:カンタンフレキ

カンタンフレキの被覆材も耐候性?

耐候性です。また内層は二層構造の耐熱120℃です。被覆材に東レペフ加工品(株)製高耐候性グレードPEFECOWD®を使用しております。屋外の状況下でも、被覆材にテープ巻などをせずに、そのままお使いいただくことができます。

カンタンフレキは結露対策にもなるの?

結露対策としてもご利用いただけます。給水・給湯だけでなく、ファンコイルなど、空調・暖房用としてマルチにお使いいただけます。

被覆厚は?

被覆厚は10mm被覆と20mm被覆の2種類をご用意しております。寒冷地や結露対策の必要な現場に、ぜひご検討ください。

カンタンフレキの保温材のみが欲しい

「UVCマルチチューブ」をご利用ください。カンタンフレキの外皮のみの製品です。内径/被覆厚をご確認ください。

カンタンフレキは、フレキ用袋ナットでも使えるの?

弊社のフレキ用袋ナットと同径であれば、ご利用いただけます。

製品:カンタンジョイント金具

ツバ出し工具はいらないの?

必要ありません。必要な工具は水道用フレキカッターとモンキーレンチのみです。

フレキ管の接続をやったことないけど、素人でも使える?

製品紹介の動画をご覧ください。特別な工具がなくてもDIY感覚でお使いいただけます。

カタログに掲載の「3点シール構造」とは?

通常フレキ管にツバ出し加工が必要な袋ナットでは、ツバ成形後、フレキ用パッキンと成形後のツバ部でシール(密封)をします。カンタンジョイント金具では「フレキ用パッキン」、フレキ先端部の「シリコンシールパッキン」、フレキに装着する「Oリング」の『3点』にてシールをします。そのため漏水に対し、より安全・安心にお使いいただくことができます。
※「取扱説明書」の【カンタンジョイント金具の構造】の図をご参考ください。

製品:UVワンタッチチューブ

UVワンタッチチューブは他社の保温材と比べてなにが違うの?

外皮に東レペフ加工品(株)製高耐候性グレードPEFECOED®を使用しております。紫外線対策として保温材表面にテープ巻の処理等を施さず、そのまま屋外でも長期間お使いいただくことができます。また通常の保温材で起こりうる紫外線劣化によって保温がボロボロになるといった現象をさけ、長期間保温性能を失うことなくお使いいただけます。

UVワンタッチチューブは「25」の規格より大きいサイズはないの?

サイズラインナップは、13、16、20、25までとなっております。それ以上のサイズは、通常の保温材(グレー保温材・裸保温材)の上からUVカットテープ(エンボス)を巻いていただくことで、屋外でもご使用になれます。

パイプカバー継手(エルボ/チーズ)に25の規格はないの?

恐れ入りますが、現時点ではご用意をしておりません。エルボなど曲がり部分においては、UVワンタッチチューブを切って加工を施すなどお客様の現場判断でお使いいただいております。

製品:追焚配管

紫外線対策された追焚配管はなにがあるの?

・UVカットPE-RTペア管
・UVカットポリブテンペア管
・UVカットTPEツインホース
がございます。

UVカットされた追焚配管を使うメリットは?

追焚配管はお風呂の循環口から給湯器までの往き戻りの配管として使われますが、特に給湯器まわりにおいては、屋外露出下での接続が多い配管です。UVカットされた追焚配管をご利用いただくことで、配管そのものを長持ちさせ、長持ちすることにより熱効率の損失も少なく、安心して長期間お使いいただくことができます。加えて、配管が傷むといった場合の熱源機への過剰な負荷も、軽減します。

UVカットの追焚配管は、エコキュートのヒートポンプと貯湯タンクの往き戻りの配管としても使えるの?

使用不可です。

持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みについて

持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みについては?

「Sustainable  Development  Goals」
「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため

SDGsについて弊社では
11.住み続けられるまちづくり
12.つくる責任 つかう責任
に重点を置き、微力ではありますが社会のお役に立つことを目標としています。

 とくに、11.a「各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。」 12.8「2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。」について、今後国内においてはさらに深刻な少子高齢化社会に突入します。その影響は、すでに「空き家問題」という形などで姿を現しはじめました。また国内人口分布では、過疎化がすすむ地域での「人離れ」は今後さらに早まり、都市部との人口のコントラストはさらに進みます。人が長く定住する、その問題を考えたとき「新築・既存にかかわらず住環境のライフラインの長寿命化」「長く快適、そして安全な住まい」は避けることができない問題です。エネルギーロスを少しでもなくし、リノベーションやリフォームといった住まいの改修において、ただのリフォームではなく「長寿命」を目的とした開発で社会のお役に立つ存在であり続けます。