よくある質問

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耐候性について

PVC系TPE耐候性樹脂を使用した製品は、ほかのTPE製品に比べてなにが違うの?

紫外線を浴びることにより樹脂製品に起こる、変色・外観亀裂・可塑剤の浮き上がり(表面のべたつき)といった現象を、長期間抑制することが可能となります。

PVC系TPE耐候性樹脂を使った製品はどれ?

・UVカットリフォームフレキ
・UVカットリフォームフレキ(定尺・ガイドナット付)
・UVカットTPEツインホース
がございます。

PVC系TPE耐候性樹脂ってなに?

耐候剤入りのPVC系TPE樹脂です。PVCはポリ塩化ビニル(塩ビ)の略称です。TPEは「Thermoplastic Elastomers」(TPE)「熱可塑性エラストマー」 です。プラスチックのように簡単に成形ができ、かつゴムのように弾力性のある熱可塑エラストマーに、耐候剤を添加した製品です。

猫・ネズミ・鳥などの対策にもKISS紫外線対策シリーズは使えるの?

申し訳ございません、獣害対策としてはお使いいただけません。

樹脂管に直接耐候性のテープを巻いてもいいの?

樹脂管への直接の巻き付けは使用不可です。テープの粘着層が樹脂管へ直接触れることにより、樹脂劣化を引き起こす可能性がございます。

樹脂管そのものが耐候性になっている製品はあるの?

ございません。樹脂管に高耐候性被覆をセットした「UVカット被覆 架橋ポリエチレン管」「UVカット被覆 ポリブテン管」のご用意をしております。

「東レペフ加工品(株)製PEFECOWD®」の資料が添付された製品はいくつかあるけど、同じもの?

見た目(表皮)は違いますが、同じ東レペフ(株)製高耐候性グレードPEFECOWD®の製品です。
・UVカットテープ(エンボス)
・UVワンタッチチューブ
・UVカット保温材を使用した配管(※エンボス表皮の保温材)
 「カンタンフレキ」
 「UVカット被覆 架橋ポリエチレン管」
 「UVカット被覆 ポリブテン管」
 「UVカットPE-RTペア管」など

東レペフ加工品(株)製高耐候性グレードPEFECOWD®ってなに?

促進試験機での紫外線照射量で屋外ばく露20年以上に相当する耐候性を有した断熱材(表皮が耐候性)です。
※試験結果は代表値を表したものであり保障値ではありません。

紫外線対策部材を使用するメリットは?

配管を長持ちさせます。特に被覆付樹脂管においては、被覆材自体が紫外線を浴びることで、経年劣化による変色・割れ・硬化・変形といった症状を起こします。被覆材が破けると、樹脂管そのものが紫外線を浴びることになり、樹脂劣化を引き起こし(硬化、ひび割れ)、漏水の原因にもつながります。また被覆材の劣化は熱効率・見た目も悪くなり、保温効果を損ないます。

耐候性の製品は最近いろんなメーカーでもみるけど、どこでも同じなの?

近年増えてきましたが、弊社取り扱いの紫外線対策シリーズはUVテスターで試験をし、データのある製品をお取り扱いしております。(※一部現在も試験中)

『KISS紫外線対策シリーズ』ってなに?

配管材料自体(被覆材・フレキ被覆樹脂・追焚用ツインホース・テープ)に耐候性の機能を持たせることにより、屋外状況下での紫外線ばく露による配管の保温性能の低下や劣化を防ぎ、配管を長持ちさせます。「KISS」は弊社ブランド名称です。